出版日期:2002-3-1
ISBN:9784881951025
作者:鷲尾雨工
页数:369页
内容概要
鷲尾雨工 本名、鷲尾浩。明治25年4月27日新潟県新潟市黒鳥(旧西蒲原郡黒埼町)生まれ。小千谷中より早稲田大学英文科へ進み、大正4年卒業。昭和11年3月『吉野朝太平記』で第二回直木賞受賞。歴史小説傑作著書多数。昭和26年2月9日没。行年58歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
作者简介
高師直は死んだ。尊氏と直義の間は険悪になっていた。楠正儀の愛妄敷妙は再び九州の直冬のもとへ。中国の豪族・赤松則祐は南朝に降参した。直義はもはや直冬の援軍を望めなかった。尊氏は偽りの降参を南朝に乞い、直義討伐の勅命をうけ、鎌倉に下った直義を殺害した。尊氏の留守をねらう正儀。大政は南朝に還えり、京都奪還に成功したかに見えたが…。南北朝時代という歴史の空白期を描いた直木賞受賞の代表歴史大作、いよいよ佳境。