出版日期:2009-6
ISBN:9784790714179
作者:松田素二
页数:352页
内容概要
松田素二
1955年生まれ。ナイロビ大学大学院修士課程を経て京都大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。京都大学大学院文学研究科教員。専攻、社会人間学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
书籍目录
序論 日常人類学の世界へ
■第Ⅰ部 文化・日常・共同体
第1章 文化/人類学
― 文化解体を超えて
第2章 変異する共同体
― 創発的連帯論を超えて
第3章 人種的共同性の再構築のために
― 黒人性再想像運動の経験から
第4章 グローバル化時代における共同体の再想像に向けて
■第Ⅱ部 生活・環境・知識
第5章 必然から便宜へ
― 日常人類学の知識と認識
第6章 支配の技法としての森林保護
― 西ケニアのマラゴリ・フォレストにおける植林拒否の現場から
第7章 土地の正しい所有者は誰か
― 東アフリカ・マサイ人の土地返還要求の事例から
■第Ⅲ部 個人・身体・実践
第8章 セルフの人類学に向けて
― 遍在する個人性の可能性
第9章 複数化する間身体
― 現代ケニアのムンギキ・セクトを事例として
第10章 フィールドワークの窮状を超えて
あとがき ― 結章に代えて
初出一覧
文献リスト
索引
作者简介
文化、身体、環境、セルフ、共同体―すべてのトピックが問い直される変革期に、いかなる想像力が求められるのか。パワフルなフィールドワークと透徹した論理で人類学の閉塞状況を突破する、高らかなマニフェスト。