出版社:講談社
出版日期:2010-11-25
ISBN:9784062166218
作者:郷原宏
页数:349页
内容概要
郷原宏[ゴウハラヒロシ]
1942年島根県生まれ。詩人、文芸評論家。早稲田大学政治経済学部卒業。読売新聞社会部、週刊読売編集部などに勤務。1974年、詩集『カナンまで』でH氏賞受賞。1983年、評論『詩人の妻―高村智恵子ノート』でサントリー学芸賞受賞。2006年、『松本清張事典決定版』(角川学芸出版)で日本推理作家協会賞(評論部門)を受賞。松本清張の研究をはじめ、国内外のミステリー評論を多く手がける。
作者简介
推理小説を論じない日本文学史などありえない。
涙香から乱歩、清張を経て21世紀まで。
登場する面々、作品は豪華絢爛。
「謎」をめぐる明晰な通史【年表つき】。
吾輩は探偵である
楊牙児は古本屋で甦る
名探偵の元祖は名奉行
「東洋のルコック」登場
誰が花園を荒らしたか
涙香調と思軒調の間
文豪たちの探偵小説
快楽亭ブラックの快楽
シャーロック・ホームズの来日
押川春浪と冒険小説の時代
呉田博士のくれたもの
ルパンとジゴマ
中興の祖、谷崎潤一郎
佐藤春夫の憂鬱
江戸のホームズ見参
乱歩登場
乱歩変身
本格って何?
「ぷろふいる」の時代
探偵小説芸術論争
三人の評論家
「推理小説」の誕生
清張の時代
昭和から平成へ