坂東玉三郎舞台

出版社:小学館
出版日期:2012-1-21
ISBN:9784096820636
作者:坂東 玉三郎,福田 尚武

内容概要

坂東玉三郎[バンドウタマサブロウ]
歌舞伎俳優。料亭の家に生まれ、幼少の頃から踊りが好きで、稽古に通った縁から1956年に十四世守田勘弥の部屋子となる。翌年、坂東喜の字を名乗り初舞台を踏む。64年に芸養子となり、五代目坂東玉三郎を襲名。以後、三島由紀夫の『椿説弓張月』白縫姫、『桜姫東文章』桜姫など、大役を次々に演じて注目を集めた。立女形として当代屈指の人気と実力を誇る。2009年に第57回菊池寛賞受賞、2011年に、第27回京都賞思想・芸術部門受賞
福田尚武[フクダナオタケ]
1944年生まれ、日大芸術学部卒業。CM制作会社を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

作者简介

坂東玉三郎 最新舞台写真集
美貌、芸、品格、そのすべてにおいて当代一の呼び名をほしいままにしている歌舞伎役者 立女形・坂東玉三郎。この写真集は、玉三郎丈のここ10年間の舞台を中心に収録した最新の舞台写真集です。撮影を担当したのは、玉三郎丈を撮り続けて30年以上という写真家の福田尚武氏。長いときでは、ひとつの演目につき、一週間以上も撮影をしたという魂のこもった写真は、まるであの名舞台を間近に目撃しているかのような気分にさせてくれます。収録した写真点数は200点以上。膨大な写真の中から玉三郎丈が自ら一枚一枚セレクトし、写真の並びを組んだという、玉三郎ファンのみならず、全歌舞伎ファン必携の写真集です。
【編集担当からのおすすめ情報】
玉三郎丈はこの写真集を評して「見る芸談」(注:芸談とは、芸の核心や秘訣のこと)と語ります。その言葉どおり、玉三郎丈が膨大な時間をかけて選び抜いた約200枚の写真は、一枚一枚が玉三郎丈の芸の美しさや凄みを私たちに伝えてくれています。この写真集、まず一回目はその美しさにきっと夢見心地でページをめくることでしょう。なぜなら玉三郎丈自らが決めた写真の流れは、まるでそれ自体が美しい舞台ですから。そして、二回目はじっくりと時間をかけて、名舞台を自分の頭の中で再現しながら眺めていきます。幸運にも観ることができたあの舞台をもう一度。あるいは、見逃してしまった伝説の舞台を思い描いて。見れば見るほど味が出るスルメのような写真集です。


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