出版社:広済堂出版
出版日期:1996年12月
ISBN:9784331605578
作者:峰隆一郎
页数:309P页
作者简介
武士が武士でなくなり、徳川の屋台骨は傾いていた。直参・佐々木只三郎は、将軍家のために死ぬことこそ己の本懐としていた。只三郎は神道精武流の遣い手で、その太刀捌きに誰もが目を見張った。やがて幕府の浪士組から京都見廻組の与頭となった只三郎は、京の町で勤王の志士を次々と斬り殪し、闇に葬った。尊王攘夷に転じた清河八郎を暗殺し、薩摩と長州を同盟させた坂本竜馬にも、迷うことなく太刀を向けた。