ISBN:9784000007459
作者:時枝誠記
页数:504页
内容概要
時枝誠記(一九〇〇‐一九六七)は、いわゆるソシュール的言語理論を批判し、「言語過程説」と名付けられた独自の言語観を提示した。「旧い国語研究の伝統」と「西洋言語学説の流れ」を見据え、国語学の新たな基礎づけを試みた。
作者简介
言語を主体を離れた客体的存在であるとする「言語実体観」や、言語を音声と意味の結合であるとする「構成主義的言語観」を真っ向から批判。言語はあくまでも主体的な活動それ自体であるとする「言語過程説」に立ってなされた問題提起の書。