出版日期:2015-6-18
ISBN:9784062883198
作者:川田 稔
页数:456页
内容概要
川田稔:1947年高知県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学名誉教授、日本福祉大学子ども発達学部教授。専攻は政治外交史・政治思想史。主な著書に、『昭和陸軍の軌跡』(山本七平賞受賞、中公新書)などがある。
书籍目录
第1章 ドイツの西方攻勢と南方武力進出の衝動
第2章 第二次近衛内閣と日独伊三国同盟の締結
第3章 田中新一参謀本部作戦部長の登場と日英米関係の展開
第4章 日ソ中立条約と日米諒解案
第5章 独ソ戦の衝撃
第6章 南部仏印進駐と対日全面禁輪
第7章 日米交渉と戦争決意
第8章 東条英機内閣の成立と国策再検討
第9章 日米開戦
終章 敗戦―昭和陸軍の消滅
作者简介
日本を破滅へと導くことになった陸軍の独断専行はなぜ起きたのか? 彼らはいかなる思想の元に行動したのか? 日本陸軍という日本の歴史上、特異な性質を持った組織がいかに形成され、ついには日本を敗戦という破滅に引きずり込みながら自らも崩壊に至ったのか? 日中戦争未解決のまま勝算なき対米戦へ突入、リーダーなき陸軍は迷走を続け、膨大な数の犠牲者を出し日本は無条件降伏する。全3巻完結!!