京都殺人地図

出版日期:1988-3
ISBN:9784167246082
作者:山村美紗
页数:280页

内容概要

山村 美紗(やまむら みさ、1934年8月25日 - 1996年9月5日)は、日本の小説家、推理作家。父・木村常信は京都大学名誉教授で、1926年京都帝国大学大学院法学研究科に進学後、朝鮮総督府京城法学専門学校長に任じられ終戦まで朝鮮に在住したため、山村も日本統治下の朝鮮・京城(現在のソウル)で生まれ育った。弟は政治学者の木村汎、長女は女優の山村紅葉、次女は山村真冬。夫は京都・東山高校の元数学教師で、退職後、70歳を過ぎてから画家となった山村巍(作品は亡妻の肖像画が主)。山村美紗は4人姉弟の長女であり、他に妹が2人いる。
国内におけるミステリー界の女王やトリックの女王と呼ばれた。日本のアガサ・クリスティとも讃えられた。
1957年、京都府立大学文学部国文科を卒業。その後1964年まで京都市立伏見中学校で国語教師として教職に就いていた。結婚後、1967年頃から創作を始め、1970年に「京城の死」で江戸川乱歩賞候補、翌年の1971年に「死体はクーラーが好き」が小説サンデー毎日新人賞候補となり、その後1974年に『マラッカの海に消えた』で作家としてメジャーデビューを果たした。
京都を舞台とした作品が多く、著作は多数。その作品の多くはテレビドラマ化されている。華道(池坊準華監)や茶道の師範免状、日本舞踊の名取(花柳流)を持ち、作品の舞台としても多く登場する。
推理作家の西村京太郎との出会いは、まだ売れていない頃の西村に山村がファンレターを送ったことが縁となった。西村にとって、それがはじめてもらったファンレターだったという。山村がハガキに「夏休みを利用して北海道を一人でドライブします」と書いたところ、西村が女子大生だと勘違いし、山村の住む京都まで自ら会いに出向いた事が発端で2人の交友が始まった。西村は当初、山村を独身と信じていたため彼女にプロポーズしたが、見事に断られたと後年告白している。それで初めて山村に(夫と)娘がいることが分かり、交流は(山村の夫を除いた)家族ぐるみにまで発展する。のちに山村は西村と共同で嘗て旅館であった建物を購入し、山村一家は本館に西村は別館に住んでいた。本館と別館は鍵付きの渡り廊下で繋がっており、山村宅側からは西村宅へ自由に行き来できたが、西村宅からは山村宅には自由に出入りできない構造になっていたという。山村の急逝後、西村が彼女の未完の遺作「在原業平殺人事件」と「龍野武者行列殺人事件」の2作品を仕上げている。これは、生前、西村と山村との間でどちらかが先に死んだ場合、未完であった作品を完成させるという約束があった。西村は山村と自身との関係をモデルに私小説『女流作家』『華の棺』を発表しており、「山村美紗さんに本書を捧げる」と帯に記載された。また、長女で女優の山村紅葉は美紗の作品に加えて西村原作のドラマに多く出演している。
1996年9月5日、心不全のため急逝。62歳没、滞在中の東京都千代田区の帝国ホテルにて、執筆中の小説が広げられた机に突っ伏して、亡くなっていたという。
弟の木村汎は山村の没後、『北海道新聞』1996年10月25日付けのコラム「弟から見た素顔の山村美紗」を発表した。
1970年 - 「京城の死」で第16回江戸川乱歩賞候補。
1971年 - 「死体はクーラーが好き」で小説サンデー毎日新人賞候補。
1972年 - 「死の立体交差」で第18回江戸川乱歩賞候補。
1973年 - 「ゆらぐ海溝」で第19回江戸川和乱歩賞候補。
1983年 - 『消えた相続人』で第3回日本文芸大賞を受賞。
1992年 - 第10回京都府文化賞功労賞受賞、京都府あけぼの賞を受賞。

书籍目录

少女は密室で死んだ
偽装の殺人現場
消えた配偶者
水仙の花言葉は死
几帳面な殺人者
溺れた女
首のない死体
骨の証言

作者简介

江夏冬子は二十九歳、東大法卒、スタイル抜群の美人。そして京都府警の捜査一課への新任検視官でもある。着任の翌日、早速、事件が起きた。密室の勉強部屋で中学三年生の女の子が死んでいたのだ。外傷ナシで死因は不明。現場に急行した冬子はたちまち、少女が妊娠三、四カ月で、首を絞められて殺されたことを見破り、才女をケムたがっていた橋口部長刑事を驚かせる。事件を解決するごとに、冬子と橋口はいいコンビに成長して行く。ミステリの女王によるみごとな推理八連作!


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精彩短评 (总计1条)

  •     山村著作No.10:女法医江夏冬子连作短篇集,居然没有万年标配狩矢警部!【少女は密室で死んだ】:伪装成稀释水中毒的密室杀人,谜底较中庸,但冬子的敏锐观察力瞬间让须眉刮目相看;【偽装の殺人現場】:家具摆设牵扯出的隐情,左手右手慢动作;【消えた配偶者】:蒸发人妻的爱欲纠葛,敏锐观察力再度大显神通;【水仙の花言葉は死】:插花不在场证明,普及花道基础知识;【几帳面な殺人者】:被碾压的幼童尸体,此话真相相当意外;【溺れた女】:溺毙的风尘女,此话真相也较意外,冬子从内衣失踪这一细节上直捣黄龙;【首のない死体】:拼凑的尸体碎块暗藏保险玄机;【骨の証言】:塞班岛战败士兵遗骨归还引发的惨案,历史背景颇沉重,最后一行哀愁弥漫。故事模式基本是冬子从现场不合理的小细节推断出破案方向,穿插她对职业和爱情矛盾的感慨。
 

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