最新樹木根系図説

内容概要

昭和2年、四国松山出身。愛媛農林専門学校(現愛媛大学)農学部卒。昭和26年農林省林業試験場に勤務。農学博士、初代樹木医会会長、林学会賞受賞。約50年、根の研究に没頭。“木の根の博士”として世界の第一人者。森林生態・造園・造林学の権威。

书籍目录

第1章
農書、園芸書、本草書にみる根の歴史と最近の根の研究

1-1　根ねという漢字の成立

1-2　ROOTとRADICAL

1-3　わが国の歴史の中の根

1-4　中国の農書と根

1-5　わが国の農書

1-6　草木状

1-7　本草書の根

1-8　植学と植物学

1-9　農･園芸技術が成立した環境と根

1-10　根の用語の変遷

1-11　農書、園芸書、本草書の種数

1-12　最近の根の研究

第2章
根の組織

2-1　一次組織

2-2　二次組織

2-3　根の分岐

2-4　不定根

2-5　各種の異形根

第3章
根の働き

3-1　吸収作用

3-2　根系の支持力

3-3　物質貯蔵

第4章
根の生長

4-1　地上部と地下部の生長

4-2　単木と林分の根の生長

第5章
根系生長に関係する環境因子

5-1　土壌の理化学性

第6章
土壌と根系

6-1　森林土壌型と根系分布

6-2　特殊な土壌と根系

6-3　土壌の理化学性の評価と根系

6-4　森林型土壌と各種の根系因子

第7章
根系の相互作用

7-1　養水分吸収と根系の相互作用

7-2　稚樹の更新と根系成長に及ぼす根系の影響

7-3　根系の分泌物質と干渉作用

7-4　根密度

7-5　根の癒合

第8章
森林の生産と根系

8-1　林分の根系生長量とその割合

8-2　林分の同化生産量とその配分

8-3　根長生長量

8-4　生長量／根系率

8-5　葉量／根系率

8-6　根系生産率

8-7　森林の現存量と根量

第9章
根系型と各樹種の根系の特性

9-1　各種の根系

9-2　樹木類の根系

9-3　タケ・ササ類の地下部

9-4　ヤシ類の根系

9-5　その他の大型園芸植物

第10章
根系の環境形成作用

10-1　土壌の物理性と根系

10-2　土壌の化学性と根系

10-3　根系の無機塩類

10-4　根系と森林の物質循環率

10-5　根系分布と土壌の理化学性

10-6　根圏生物と根系の分泌物質

10-7　森林の地上部と地下部の二酸化炭素固定量

第11章
根系の土地保全機能

11-1　根系の土壌緊縛力

11-2　林地の浸透能と根系

11-3　山地の崩壊と根系

第12章
根系の根量調査法

12-1　実験的根系生長測定法

12-2　野外実験的方法

第13章
育樹･樹木医技術と根系

13-1　適地適木

13-2　土壌と根系

13-3　肥培と根系

13-4　樹木の栽培と根系

13-5　緑化木の移植

13-6　街路樹の根系と管理

13-7　樹木医技術と根

 最新樹木根系図説下载