出版日期:1984-1
ISBN:9784408500275
作者:山村美紗
页数:234页
内容概要
京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。京都市立伏見中学の教師として教壇に立つ。1967年ごろから創作活動を始め、テレビドラマ「特別機動捜査隊」の脚本などを担当。’70年『京城の死』(後に『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補に。’71年「死体はクーラーが好き」が小説サンデー毎日新人賞候補となる。’74年「マラッカの海に消えた」で本格デビュー。’83年「消えた相続人」で第3回日本文芸大賞受賞。’92年に第10回京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。1996年9月5日、心不全のため急逝。65歳没。滞在中の東京都千代田区の帝国ホテルにて、執筆中の小説が広げられた机に突っ伏して、亡くなっていたという。まさに、ミステリーの女王らしい最期だった。
作者简介
一族の名前はすべて百人一首からとられているという、京都大原三千院近くの旧家水尾家。東京の女子大生麻由子は、ふとしたことで知り合った水尾家の嫁、悠子を訪ねて京都に来た。そして麻由子が泊った夜、水尾家を舞台にした恐るべき惨劇の幕が開いた!―呪われた家で次々起る連続殺人事件。麻由子と京都の大学院生松田のカップルが謎解きに挑む、長編ラブロマン・ミステリー。