出版日期:1988-3
ISBN:9784047794031
作者:山村美紗
页数:217页
内容概要
京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。京都市立伏見中学の教師として教壇に立つ。1967年ごろから創作活動を始め、テレビドラマ「特別機動捜査隊」の脚本などを担当。’70年『京城の死』(後に『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補に。’71年「死体はクーラーが好き」が小説サンデー毎日新人賞候補となる。’74年「マラッカの海に消えた」で本格デビュー。’83年「消えた相続人」で第3回日本文芸大賞受賞。’92年に第10回京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。1996年9月5日、心不全のため急逝。65歳没。滞在中の東京都千代田区の帝国ホテルにて、執筆中の小説が広げられた机に突っ伏して、亡くなっていたという。まさに、ミステリーの女王らしい最期だった。
作者简介
莫大な資産をもつ会社社長未亡人の水尾マユには3人の養女・夏子、雪子、桜がいた。キャサリンと浜口が招かれた晩餐会の日、夏子が殺された。そして雪子にも犯人の魔手が…。マユの息子と称する男の出現。お手伝いの不審な行動。水尾家の莫大な資産をめぐる思惑は、人々を疑心暗鬼へ―。京都の宏壮な屋敷を舞台に起こる謎の連続殺人。浜口とキャサリンの名コンビがこの怪事件にたちむかうが…。複雑な伏線と思わぬドンデン返し。推理界の女王が描く、華麗な本格ミステリー。