出版日期:1997-10
ISBN:9784087486982
作者:斎藤 栄
页数:242页
内容概要
斎藤 栄(さいとう さかえ、1933年1月14日 - )は日本の推理小説家。
東京都大田区出身。神奈川県立湘南高等学校在学時に、石原慎太郎らと共に同人誌『湘南文芸』を発行。
東京大学法学部卒業後に地方公務員となり、横浜市役所に勤務。業務の傍ら執筆を続け、『星の上の殺人』が「宝石」に掲載。
『愛と血の復活』が江戸川乱歩賞候補となり、また日本推理作家協会賞の候補にもなる。『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞(1966年)。1972年から作家活動に専念。
占術ミステリーの『タロット日美子』シリーズ、トラベルミステリーの『江戸川警部』シリーズ、社会派ミステリーの『魔法陣シリーズ』、警察庁特捜班の『小早川警視正』シリーズなど多数。
代表作に『奥の細道殺人事件』『Nの悲劇』や、『水の魔法陣』『火の魔法陣』『空の魔法陣』の「魔法陣三部作」など。
将棋ファンとして知られており、将棋を題材にした著書も多数ある。1997年、第4回大山康晴賞を受賞。2007年のNHKBSの大逆転将棋に出演。羽生善治と投了図対局を行い勝利を収める。
1963年 『機密』で宝石中篇賞
1966年 『殺人の棋譜』で第12回江戸川乱歩賞
作者简介
友人に誘われて参加する京都ツアーを楽しみにする日美子だったが、旅を占ったカードは、砂漠を裸足で歩く男…事件の予感である!彼女が旅立ったその日、鎌倉の豪華マンションで火災が発生し、新人の女流作家が死体で発見された。ダイイング・メッセージとして残された枕草子の一節が暗示する犯人は誰か!?巧妙な殺人トリックにいどむ名コンビ、タロット日美子と夫・二階堂警部の大活躍。