吉記・吉続記(全二冊)

出版日期:1965-9
ISBN:9784653005478
作者:吉田 経房,吉田 経長

作者简介

『吉記』は平安末期~鎌倉初期の公家権大納言民部卿藤原(吉田)経房の日記。『吉御記』『吉大記』とも、また民部省の唐名(戸部)から『吉戸記』ともいう。1173年(承安3年)~88年(文治4年)分が現存。ただし欠脱が少なくない。しかし残存部分の記述は詳細で、単に朝廷の儀式、行事だけでなく、治承・寿永の内乱や家領支配の実態までを知ることができる。平氏政権の隆盛から鎌倉幕府成立に至る時期の公家の日記として『玉葉』に次ぐ史料的価値があり、領家クラスの公家のあり方を知るうえではさらに貴重な史料である。
『吉続記』は『経長卿記』ともいう。吉田(藤原)経長(1239~1309)の日記。書名は経長の高祖父吉田経房の日記『吉記』にちなむ。原本は失われ、写本によって1267年(文永4年)から1302年(乾元1年)までの断続的な記事が伝えられる。経長は亀山、後宇多両上皇の信任厚く、朝政の枢機に列し、また朝幕間の諸般の交渉にもあたっており、『吉続記』は鎌倉後期政治史の基本史料である。ことに両統迭立をめぐる問題や、蒙古襲来に対する祈祷、防御策などについて詳細な記事がある。『史料大成』所収。


 吉記・吉続記(全二冊)下载



发布书评

 
 


 

外国儿童文学,篆刻,百科,生物科学,科普,初中通用,育儿亲子,美容护肤PDF图书下载,。 零度图书网 

零度图书网 @ 2024