憑霊信仰論

出版社:講談社
出版日期:1994/03
ISBN:9784061591158
作者:小松 和彦
页数:362ページ页

内容概要

1947年東京都生まれ。埼玉大学教養学部卒業。東京都立大学大学院博士課程修了。現在、大阪大学文学部助教授。専攻は文化人類学・民俗学。著書は『異人論』『悪霊論』『神々の精神史』『説話の宇宙』『神隠し』『日本の呪い』『鬼がつくった国・日本』(共著)など多数。

作者简介

内容(「BOOK」データベースより)
「憑く」という語の本来の意味は、事物としてのものにもともと内在する精霊や、異界の神霊などが、別の事物としてのものに乗り移ることを意味していた。本書は、こうした憑依現象を手懸りにして、狐憑き、犬神憑き、山姥、式神、護法、付喪神など、人間のもつ邪悪な精神領域へと踏み込み、憑依という宗教現象の概念と行為の体系を介して、日本人の闇の歴史の中にうごめく情念の世界を明らかにした好著。


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