作者简介
高田時雄編集
この『敦煌寫本研究年報』は京都大學人文科學研究所の共同研究班「西陲發現中國中世寫
本研究」班の報告である。共同研究の報告書は慣例として一定の研究期間終了後に刊行さ
れることになっているが、本研究班では新しい試みとして毎年度の末に「年報」の形式で
研究成果の報告を行うことにした。もちろん少しでも早く成果を學界に屆けようとしての
ことである。大方の好意あるご支持をお願いしたい。また「敦煌寫本」を誌名に掲げたの
は最も一般に受け容れやすい名辭を選擇したに過ぎず、吐魯番ほか新疆各地で發見される
寫本をも視野に入れていることは當然である。