宣長学講義

作者简介

本居宣長による意味の転回によって，『古事記』は「神典」の位置を得た．それは近代日本の言説における日本（やまと）という理念の始まりであった．宣長の自伝，「物のあはれ」という概念，『古事記』の注釈学的研究を柱に，日本ナショナリズム解読の前提をなす宣長の思想の全体像をとらえる．著者の宣長学の到達点を示す決定版．

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