荻生徂徠「政談」

出版日期:2013-1-11
ISBN:9784062921499
作者:荻生 徂徠

内容概要

荻生 徂徠,1666~1728。江戸時代の儒学者・思想家。独自の漢籍研究法と朱子学批判の立場から、古文辞学を確立し、のちには徂徠学と呼ばれる思想潮流を生み出した。
尾藤 正英,1923年、大阪市生まれ。1949年、東京大学文学部国史学科卒業。東京大学助手、名古屋大学講師、名古屋大学助教授、東京大学助教授、教授を歴任。1984年、定年退職により東京大学名誉教授。以降も千葉大学教授、川村学園女子大学教授を歴任する。文学博士(名古屋大学、1962年)。日本学士院会員。専攻は日本近世史。
○著書
『日本封建思想史研究―幕藩体制の原理と朱子学的思惟』青木書店、1961年。
『幕藩体制の政治的原理と朱子学との関係に関する研究』(博士論文)1962年。
『大世界史16 閉ざされた日本』文藝春秋、1968年。
『江戸時代とはなにか』岩波書店、1963年。
『安藤昌益』(校注/『日本思想体系45 安藤昌益・佐藤信淵』)中央公論社、1974年。
『荻生徂徠』(責任編集/『日本思想体系16』)中央公論社、1974年。
『日本の歴史19 元禄時代』小学館、1975年。
『日本文化の歴史』岩波書店、2000年。

作者简介

悪魔の統治術か。近代的思惟の先駆けか。
江戸の<病理>に立ち向かった、日本近世思想史の巨人による政策提言集。
開闢以来第一の人物と同時代人に称賛された日本近世思想史の巨人、徂徠。将軍吉宗の下問に応えて彼が献上した極秘の政策提言書には悪魔的な統治術の数々がしたためられていた。反自由・反平等思想の表れか。近代的思惟の先駆けか。それは江戸の現実と病理に立ち向かった実践的思索の集積であった。いまも論争を呼ぶ経世の書を平明な現代語で読む。
「機事、密ならざれば、則ち害生ず」(『易経』繋辞上伝)ということがあって、幕府の政治上の機密は明白に人に語るべきものではないから、この物語は弟子にも書かせず、私自身の老眼と悪筆で認(したた)めたことである。将軍様の上覧に入れたのちは、焼却していただきたい。
物部茂卿 敬 識(もののべのもけい つつしんで しるす)
――<「政談」巻末より>
※本書の原本は、1974年に『日本の名著 16 荻生徂徠』として中央公論社より刊行されました。
文庫化にあたっては、中公バックス版の同名書(1983年刊)を底本としました。


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