後漢経学研究序説

出版日期:2015-2
ISBN:9784585210237
作者:井ノ口哲也 著
页数:432页

内容概要

編著者プロフィール
井ノ口哲也(いのくち・てつや)
1971年、兵庫県神戸市に生まれる。2006年、博士(文学、東京大学)。現在、東京学芸大学教育学部准教授。
著書に『入門 中國思想史』(勁草書房、2012年)などがある。

书籍目录

目次
序章 後漢經學研究の視點
はじめに
一 役割を果たし終えた《儒敎の國敎化》説
二 後漢という畫期
三 各章の論點
おわりに
本編 後漢經學の研究
第一章 五經と讖緯
はじめに
一 讖緯の「經」化
二 「五經」に對する讖緯の關與
三 讖緯と「古學」修得者―賈逵を中心に―
おわりに
第二章 經學の繼受
はじめに
一 經學の習得―「誦」をめぐって―
二 「通」攷
三 經學の傳授―「傳」と「敎授」と―
おわりに
第三章 經義・經文の正定
はじめに
一 石渠閣會議と白虎觀會議
二 『白虎通義』と熹平石經
三 經義・經文の正定の史的展開
おわりに
第四章 「高宗諒陰三年不言」攷
はじめに
一 『尚書』の「高宗諒陰三年不言」について
二 出典が示されない「高宗諒陰三年不言」について
三 なぜ高宗は「三年不言」であったのか
おわりに
第五章 『孟子』とその注釋
はじめに
一 小林俊雄氏の博士論文について
二 前漢時代における『孟子』
三 後漢時代における『孟子』
四 テキストの問題(一)―古文系テキストと『孟子』外書―
五 テキストの問題(二)―趙本・劉本・鄭本など―
おわりに
第六章 『易』と『周禮』
はじめに
一 『易』の擡頭
二 『周禮』の出現
三 鄭玄による『周禮』の重視
四 經學の『易』から玄學の『易』へ
おわりに
第七章 顏囘像の變遷
はじめに
一 『論語』本文
二 『莊子』における仲尼と顏囘の會話
三 『顏淵問於孔子』
四 『史記』孔子世家・仲尼弟子列傳
五 前漢時代の説話資料
六 『論衡』における顏囘像―顏囘の死をめぐって―
七 『論語』鄭玄注
八 後漢末の〝孔子と顏囘〟―孔融と禰衡―
おわりに
附編 阮籍の三玄の學
はじめに
第一章 『通易論』初探
一 『通易論』の構成―『易』の引用の特徴を中心に―
二 阮籍の『易』理解(一)―變易性と二元的世界觀―
三 阮籍の『易』理解(二)―『易』の構成要素について―
おわりに
第二章 『通老論』の檢討
一 第一條
二 第二條
三 第三條
第三章 『達莊論』譯注
一 原文1
二 原文2
三 原文3
四 原文4
五 原文5
六 原文6
七 原文7
八 原文8
九 原文9
十 原文10
十一 原文11
十二 原文12
十三 原文13
十四 原文14
おわりに
あとがき
初出一覽
參考文獻
索 引
論著名索引
人名索引

作者简介

http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&cPath=9_15&products_id=100429
中国思想の根幹は如何に形成されたのか
中国思想に関する古典が概ね出揃い、それらを解釈していく時期となった後漢時代(25~220年)。
技術発展を背景にしつつ、諸学が転換点を向かえるこの時代は、経学もまた最も盛んにおこなわれた時代であった。
この中国思想史上の画期に、学術の根幹たる経学は如何に営まれたのか。
当時の知識人の活動情況をつぶさに把握し、その経学に関する学術的営為の位置づけを考察することにより、中国思想の基盤となった後漢経学の史的展開と影響度を明らかにする。


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