帝室制度稿本

内容概要

有賀　長雄（アリガ　ナガオ）

万延元（１８６０）年１０月１日、大阪高麗橋に生まれ、大正１０（１９２１）年６月１７日、東京小石川に歿した。明治１５（１８８２）年７月、東京大学文学部哲学科を卒業し、人文社会科学の諸分野で広範な研究活動を行なった。法学の分野では、国法（憲法・行政法）及び戦時国際法の研究者兼実務家として知られ、『国法学』『日露陸戦国際法論』など多くの著書がある。法学博士の学位（３３年２月）と帝国学士院恩賜賞（４５年５月）は、戦時国際法の研究業績に対して授与された。４４年３月には、文学博士の学位も受けている。主な経歴として、東京大学文学部准助教授（明治１５年８月）、東京専門学校講師（１７年９月）、元老院書記官（１９年６月）、枢密院書記官（２２年５月）、農商務省特許局長（２６年５月）、第二軍附（２７年１０月）、陸軍大学校講師（２９年６月）、満州軍総司令部附嘱託（３７年６月）、中華民国国務院法制局顧問（大正２年３月）を閲する。明治３６年８月から４０年２月までは、帝室制度調査局御用掛として、皇室制度の調査に従事した

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

书籍目录

皇室に関する有文無文の典例

皇位

皇嗣及皇統譜

摂政及大伝

皇族及皇親

皇族の身位

天皇の稜威権及皇族特権

皇室の族制事務

華族及朝鮮貴族に関する族制事務

皇室の祭祀事務

皇帝の兵馬事務

皇室の政治事務

作者简介

有賀長雄は万延元年（1860年）大阪高麗橋に生まれ、大正10年（1921年）東京小石川に没した。明治15年（1882年）東京大学文学部哲学科を卒業、人文社会学の諸分野で広汎な研究を行ったが、法学分野では、国法学、戦時国際法の研究者として知られ、『国法学』『日露陸戦国際法論』など、多くの著書がある。本書の原本は、大正4年刊行の非売品である。

 帝室制度稿本下载