新定東湖全集

内容概要

藤田 東湖（ふじた とうこ）は、江戸時代末期（幕末）の水戸藩士、水戸学藤田派の学者。東湖神社の祭神。

戸田忠太夫と水戸藩の双璧をなし、徳川斉昭の腹心として水戸の両田と称された。また、水戸の両田に武田耕雲斎を加え、水戸の三田とも称される。特に水戸学の大家として著名であり、全国の尊皇志士に大きな影響を与えた。

名は彪（たけき）、字を斌卿（ひんけい）といい、虎之助、武次郎、誠之進の通称を持つ。号の「東湖」は生家が千波湖を東に望むことにちなむという。東湖の他には梅庵という号も用いた。

著作：

『東湖随筆』－弘化元年（1844年）

『常陸帯』－弘化元年（1844年）

『回天詩史』－弘化元年（1844年）

『文天祥正気の歌に和す（正気の歌）』－弘化2年（1845年）

『弘道館記述義』－弘化3年（1846年）

书籍目录

東湖全集(回天詩史

常陸帯

弘道館記述義

東湖遺稿

東湖詩文拾遺

続東湖詩文拾遺

東湖随筆

続東湖随筆

見聞偶筆

東湖歌話

回天必力

壬生封事

浪華騒擾記事

水藩諸規定

彪物語

上下富有の議

土着の議

東湖封事

東湖封事拾遺

許々路廼阿登

東藩天保月表

日記類)

東湖先生之半面(教育に関する書簡

修養に関する書簡

情義に関する書簡

交遊上の書簡

人物月旦に関する書簡

文事に関する書簡

著述に関する書簡

詩歌に関する書簡

著書批評にする書簡

武事に関する書簡

家事に関する書簡

婚嫁に関する書簡

雑

補遺)

作者简介

幕末の水戸藩で熱烈な尊王攘夷論を唱え、重要な役割を演じた藤田東湖。後期水戸学の代表的著作である「回天詩史」「常陸帯」等を収めた決定版全集。今回新たに研究者2名による解題を加え、全集未収録の書簡集を別巻とした。

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