出版日期:1987-11
ISBN:9784309004881
作者:松本健一
页数:175页
内容概要
松本健一
評論家、麗澤大学教授。1946年、群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。法政大学大学院で近代日本文学を専攻。在学中の評伝『若き北一輝』で注目される。1995年、『近代アジア精神史の試み』でアジア太平洋賞、2005年には、司馬遼太郎賞、『評伝 北一輝』で毎日出版文化賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
书籍目录
第1章 回帰すべき場処(はじめに―亡命〔かけおち〕
塩焼王という亡命者
屋号は「しおや」
有栖川宮家をめぐって
原郷〔パトリ〕から拒まれて)
第2章 美しい詩=死(「待つ」少年
絶対なるものを求めて
日常性のなかに
『金閣寺』における戦後の意味
一瞬の綱渡り
死に至る恋)
第3章 血しぶき(茫然たる時間
「戦後日本」への批判
美しい天皇
亡命者の後ろ姿―おわりに)
作者简介
三島の自死は戦後からの亡命であった―かつてない洞察と考証によってあかす詩と死の真実。