仁斎学講義

出版日期:2015-5-15
ISBN:978483151411X
作者:子安 宣邦
页数:420页

内容概要

子安 宣邦(コヤス・ノブクニ),1933年生。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)修了。文学博士。大阪大学名誉教授。日本思想史学会元会長。専攻―日本思想史、倫理学。
主著:『江戸思想史講義』『宣長学講義』『徂徠学講義』『漢字論』『思想史家が読む論語』(岩波書店)、『伊藤仁斎の世界』『平田篤胤の世界』『方法としての江戸』(ぺりかん社)、『〈アジア〉はどう語られて来たか』『昭和とは何であったか』(藤原書店)『鬼神論』『歎異抄の近代』(白澤社)、『国家と祭祀』『〈近代の超克〉とは何か』『和辻倫理学を読む』『日本人は中国をどう語ってきたか』(青土社)

书籍目录

序 仁斎古義学のラジカリズム
1 仁斎に対抗する徂徠
2 『論語』は宇宙第一の書
3 『論語』から読むこと
4 徂徠学の対抗的形成
5 『論語』・思想批評の原基
6 孔子、堯舜に賢れること遠し
7 仁斎のラジカリズム
第一章 古学先生伊藤仁斎の生涯と人となり
―― 『先府君古学先生行状』を読む ――
第二章 「孔子の道」の古義学的刷新
―― 『語孟字義』を読む ――
序 『語孟字義』とは何か
1 儒家古典と朱子学
2 人は『論語』をどう読んだのか
3 『論語』の再発見と古義学
4 『語孟字義』という書
5 「道」と「性」
■ 第一講 「天道」
天地の間は一元気のみ ――「天道」第一条~第八条
■ 第二講 「天命」
天の主宰性と天命観 ――「天命」第一条~第五条
■ 第三項 「道」
道とはもともと人の道である ――「道」第一条~第五条
■ 第四講 「理」
理の字はもと死字 ――「理」第一条・第二条
■ 第五講 「徳」
「道徳」概念の成立 ――「徳」第一条~第四条
■ 第六講 「仁義礼智」
仁義礼智は道徳の名、性の名に非ず ――「仁義礼智」第一条~第四条
■ 第七講 「心」
生き物である人間の心 ――「心」第一条~第四条
■ 第八講 「性」
人は善に進む運動性向をもって生まれている ――「性」第一条・第二条
■ 第九講 「四端の心」
人人具足し外に求むることなし ――「四端の心」第一条・第二条
■ 第十講 「情」
人の同じく好悪する情 ――「情」第一条・第二条
■ 第十一講 「忠信」「忠恕」
みな人に接わる上についていう ――「忠信」第一条~第三条、「忠恕」第一条
■ 第十二講 「誠」
誠は実なり、聖人の道は誠のみ ――「誠」第一条・第三条・第四条
■ 第十三講 「学」
孔孟の道と学問の意味 ――「学」第一条・第二条・第四条
■ 第十四講 「王覇」
王覇の弁は儒者の急務 ――「王覇」第一条~第三条
■ 第十五講 「鬼神」
鬼神に惑わず ――「鬼神」第一条・第二条

作者简介

愚故に断じて論語を以て最上至極宇宙第一の書として、この八字を以てこれを毎巻題目上に冠す。――伊藤仁斎『論語古義』綱領
江戸幕府の成立から約百年、元禄・享保期に「古学」という新たな儒学思想が登場する。伊藤仁斎(1626-1705)は「最上至極宇宙第一の書」と言い切る『論語』そして『孟子』を徹底的に読み込み、考えよと訴えた。その著書『語孟字義』を読み解き、仁斎古義学のラジカリズムを解析する。
『宣長学講義』『徂徠学講義』(岩波書店)に続く〈江戸思想史講義〉三部作の完結編。同時に著者のライフワークである伊藤仁斎の『論語』注釈書『論語古義』解読作業の出発点ともなる一冊。
仁斎の古義学的刷新としての新たな思想世界を『語孟字義』解読によって開いて見せる。


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