北米探偵小説論

出版社:インスクリプト
出版日期:1998-10-28
ISBN:9784309902845
作者:野崎六助
页数:970页

内容概要

野崎六助[ノザキロクスケ]
1947年、東京に生まれる。小説家、批評家として幅広く活躍している。『北米探偵小説論』(青豹書房、1991年)で1992年度日本推理作家協会賞受賞。

书籍目录

プロローグ パサージュとしての探偵小説論
序章 鯨の腹の中に
第1章 文芸復興・1913年
第2章 戦争は国家の健康法である
第3章 世界一周
第4章 時と砦について
第5章 合州国における戦争
第6章 悲劇の社会学
第7章 わが愛しき妻よわが鳩よ
第8章 エレクトリック・レディランドを見たか
第9章 アメリカの闇の奥で
エピローグ 湾岸から遠く離れて

作者简介

探偵小説という形式にアメリカ文学のすべてを叩き込み、明滅する歴史にアメリカの希望と悲劇を描ききる、野崎六助のライフワーク。
作家=探偵=ヒーローの遍歴に帝国の彷徨を透視するその視線は、二十世紀極東の運命をも照らし出した。
アメリカニズムの底に降り立ち、百年の夢を救出する比類なき大著。


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