孝経·全訳注

出版日期:2007-6-8
ISBN:9784061598244
作者:加地 伸行 訳注

内容概要

加地 伸行(かじ のぶゆき、1936年4月10日 - )は、日本の東洋学者、評論家。 大阪大学名誉教授。専門は中国哲学史。
大阪市出身(本籍愛媛県宇摩郡[要出典])。保守派の論客としても知られる。新しい歴史教科書をつくる会賛同者。産経新聞オピニオン面「正論」欄の執筆メンバー。20 08年、第24回正論大賞受賞。
「論語」の実践活動で、教育論を主に言論・講演活動を行っている。“儒教の本質は、生命の連続を大事にすることである。 祖先からずっと伝わってきている生命を後世に伝えるために自分はここにいる。それは自分だけでなく、他人もみんな伝わってきた生命なのだから、それを絶つな”と説く。
教育目的の徴兵制復活を唱え、2012年に国立大学の秋入学移行が論議された折には、高校卒業から大学入学までの半年間で新入生の心身を鍛え直すために自衛隊への正式な入隊を義務付けよと主張した。
著書:
『漢文法基礎』増進会出版社(現:Z会) 1977(二畳庵主人名義)
『漢文法基礎 本当にわかる漢文入門』講談社学術文庫 2010 ISBN 4062920182
『中国人の論理学-諸子百家から毛沢東まで』中公新書 1977/ちくま学芸文庫 2013
『史記 司馬遷の世界』講談社現代新書 1978
『「史記」再説』中公文庫 2010 ISBN 4122052726
『中国論理学史研究 経学の基礎的探究』研文出版 1983
『「論語」を読む』講談社現代新書 1984
『「論語」再説』中公文庫 2009 ISBN 4122051363
『孔子 時を越えて新しく』集英社〈中国の人と思想 1〉 1984/集英社文庫 1991
『孔子』角川ソフィア文庫 2016 ISBN 404400045X (増訂版)
『中国思想からみた日本思想史研究』吉川弘文館 1985
『儒教とは何か』中公新書 1990、増補版2015
『沈黙の宗教-儒教』筑摩書房[ちくまライブラリー] 1994/ちくま学芸文庫 2011
『現代中国学 阿Qは死んだか』中公新書 1997
『家族の思想 儒教的死生観の果実』PHP新書 1998
『〈教養〉は死んだか 日本人の古典・道徳・宗教』PHP新書 2001
『論語 ビギナーズクラシックス』角川ソフィア文庫 2004 ISBN 4043675011
『すらすら読める論語』講談社 2005 ISBN 4062128675
『論語のこころ』講談社学術文庫 2015 ISBN 4062923203 (増訂版)
『中国古典の言葉 成功をもたらす106のヒント』角川ソフィア文庫 2011
『祖父が語る「こころざしの物語」 他者の幸せのために生きよ 』講談社 2011
『加地伸行著作集』(全3巻)、研文出版 2010-2015
中國論理學史研究 經學の基礎的探究 2012.9 (改訂版)
日本思想史研究 中國思想展開の考究 2015.10
孝研究 儒教基礎論 2010.10
『中国学の散歩道 独り読む中国学入門』研文出版〈研文選書〉 2015
訳注:
論語 鑑賞中国の古典 第2巻 角川書店 1987。湯浅邦弘・宇佐美一博と共訳
論語 全訳註 講談社学術文庫 2004、増補版2009
孝経 全訳註 講談社学術文庫 2007

作者简介

人間観・死生観の結晶 儒教の古典を読み直す
本文18章と付篇1章から成る小篇である『孝経』は、
孝道を論じた儒教の経書で、古来永く読み継がれてきた。しかし、単に親への孝行を説く道徳の書ではなく、中国人の死生観・世界観が凝縮された書である。
『女孝経』『父母恩重経』「法然上人母へのことば」など中国と日本の『孝経』周辺資料も多数紹介・解読し、精神的紐帯としての家族を重視する人間観を分析する。
従来、『孝経』と言えば、子の親への愛という、いわゆる親孝行と、孝を拡大延長した政治性という、いわゆる統治思想と、この両者の混在といった解釈がなされることが多く、それが『孝経』の一般的評価であった。そうではない。『孝経』全体としては、やはり死生観に関わる孝の宗教性が根本に置かれている。その上に、祖先祭祀・宗廟といった礼制が載っているのである。――<本書「『孝経』の主張」より>


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