出版社:文藝春秋
出版日期:2000-6
ISBN:9784167675011
作者:明野照葉
页数:236页
内容概要
明野 照葉(アケノ テルハ)
東京都生まれ。東京女子大文理学部社会学科卒業。98年「雨女」で第37回オール読物推理小説新人賞を受賞。2000年『輪(RINKAI)廻』(文芸春秋)で第7回松本清張賞を受賞。
作者简介
茨城の旧家に嫁いだ香苗は、愛娘・真穂とともに義母にむごい仕打ちを受ける。耐えきれず離婚した香苗は、大久保に住む実母・時枝の元に身を寄せるが、やがて真穂の体にはアザやコブが……。時枝も真穂も「何も知らない」といいはるが、隣に住む女は「老女の声が聞こえる」という。声の主は誰? 30年あまり前、時枝が新潟の婚家から出奔したことと関係が? 親子3代のルーツが明らかになるとき、因縁が時と場所を越えて迫りくる! 第7回松本清張賞受賞の傑作ホラー。